[嫁絶賛!]pid 4M使った世界に1つだけの物干しシステムが完成! [DIY]
今回はカーポート改造計画の第二段!
カーポートに物干しワイヤーを取付けたいと思います。
とは言ってもカーポートの名に恥じぬよう「駐車場」としての機能は維持しつつ、雨の日でもスタイリッシュに洗濯物を干せるスペースを作りたいと思います
果たしてそんなことができるのでしょうか?
僕はできないと思いますwww
って言ってしまったら何も始まらないので試行錯誤して完成した
「カーポートオリジナル物干しシステム」
その全貌を一挙公開します。
今回も誰かの参考になれば嬉しいです。
みなさん、どんどん真似してくださいね!!
ただし一切の保証はできませんので、そのあたりはご了承ください。
はじめに前途しました「pid 4M」とは一体何者なんでしょうか?
これは森田アルミ工業が開発・製造を手がける室内物干しワイヤーです。
「使いたい時だけ、ワイヤーを伸ばして干す」
という新発想のもと、シンプル且つ洗礼された外観と機能性で大変人気のある物干金具なんですね。
事実、我が家のリビングにも新築と同時に1セット設置済みでありまして。
雨の日の室内干しはもちろんの事、バスタオルなど ”毎日” と言っても良いくらいの使用率で、「取りつけて良かった」と嫁も大絶賛している一品なのです。
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「物干し金物」と一言に言っても、最近ではそのバリュエーションも豊富で、中でも川口技研が製造を手がける「ホスクリーンシリーズ」は有名ですよね。
こちらが実際に我が家のリビングに設置されているpid 4Mの第1号!!
このように未使用時は壁に溶け込み、全く主張しないのですが...
いざ物干金物としての本領を発揮した時の生活感と言ったら。。。ヤベッすwww
設置はとても簡単で、二つのパーツを対面の壁にネジ止めするだけ。
ワイヤーは 4m 延びるので大抵の部屋に対応しています。
ただし、説明書にも記載があるように 壁の下地 が弱いと洗濯物の重量に耐え切れず、壁から抜け落ち、最悪の場合、怪我をする恐れもあります。
そうならないためにも取り付け前には、下地の状態をしっかりと確認する事が重要なのです。
我家の場合は、第1号を取り付ける事が建設時から分かっていたので、大工さんにお願いをして予め下地を入れてもらいました。
が・・・
そんなんしてねぇーよ!!
下地なんてどこにあるか分からない!!
ではでは、ここで簡単に下地の確認方法をレクチャーしたいと思います。
壁の下地の確認方法
◆壁を叩いて音の違いで探る
一見荒技にも思えますが効率的で理にかなっています。
柱のあるところは詰まった感じの音がします。
それに対して、下地のない部分の壁はスカッスカの響く様な音がします。
「トントントンっ」と「コンコンコンっ」違い!?
なんとも言葉では言い表しにくいので、イラストを作りましたが...
こればかりは実際に壁を叩いてみてください。
きっと音の違いを感じれると思います。
ただし、確実性に欠けるので失敗しないためにも以降の方法もご覧ください
◆下地探し「どこ太LL」を使用する
こちらは針式の下地探しグッズです。
壁を「どこ太」で刺すことで下地がない箇所は奥まで刺さり下地がある箇所は針が奥まで刺さらない。
とてもアナログで原紙的ですが直感的に探れるので非常に便利です。
しかもメチャ安い!!!
シンワ測定 下地探し 『どこ太 LL』 78617 [r20]
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ただし、欠点がありまして...
物理的な「針を刺す」という行為が、どうしても壁に傷をつけてしまいます。
小さな穴ですが、壁紙によっては目立ってしまうかもしれないので、要注意!
◆下地センサー 「Super」を使用する
コチラは文明の利器。デジタルの下地探しグッズ☆
使い方は簡単で狙った壁に沿ってボタンを押しながらスライドさせていき、柱を検知すると中央のLEDで知らせてくれます。何度か同じ作業を繰り返すことで、より正確な下地状況が探れます。
ただし、これにもデメリットがあって壁裏の配管(プラスチック)にも反応してしまうため時として...
まぁこれに関しては「どこ太」でも一緒のことか〜
◆磁石を使用する
最後にちょっと裏ワザを伝授します!
最近の住宅のほとんどが石膏ボードをビスで止めています。
つまり「ビスで止めている=柱がある箇所」を示しているのです。
そのビスが鉄製のため、磁石で探りを入れられるという何とも斬新な方法がこちら!!
石膏ボードビスは大体10cm~20cmの間隔で止めてありますので、どこか一か所発見できればその半径20cm以内には必ずもう一か所のビスがあります。その引っ付いた2つのマグネットが上下であれば、そこには縦に間柱があり、
左右であれば横向きの胴縁があるということがこれで分かります。
使用する磁石は強力であればあるほど越したことないのですが、百均のマグネットで事は足ります。
コスパ、確実性、壁に傷がつかないという三拍子。
結果的にこの方法が一番なのかもしれませんね。
ただし、ごく稀にステンレス釘を使用している住宅があります。
残念なことにステンレスには磁石は反応しませんので。。。
この磁石を使用した商品も、世の中には存在しております。
これであれば「釘」にもしっかり反応するため、下地探りは完璧です。
ではでは...
下地の確認方法はこの辺りにして(話がだいぶズレましたが)、今回の構想&計画をしていきましょう。
何かを作る時、僕はこの時間が大好きです。
1.構想&計画
こんな感じのイメージです。
カーポートの中央部分にワイヤーを張るための 柱 を設置します。
ただし、常設すると駐車場の真ん中のスペースには背の高い車が停めれなくなるので駐車する車の邪魔にならないように、使用しない時は 収納できる機能(下図) を付加します。
2.組立て
材料が届き早速組立作業です。
組立図はコチラです。
1.アルミフレームにフレームキャップの取り付け
早速問題発生!!!
取付け用の止めネジが固くて回らないので入らない。
終いには六角レンチが曲がるという荒業まで披露~
これ以上のトルクはネジがナメって外せなくなる可能性もあるため自分で穴を拡張し別のネジで固定しましたが...
2.コーナー板金プレートを取り付ける
アルミフレームの溝を利用し両側に取り付けます。
穴付き六角ボルトナットを2個使用し仮固定します。
3.蝶番を取り付ける
こちらもアルミフレームの溝を利用します。
今回購入した蝶番の両端二つの穴とフレームの溝幅が同じため
ここはすんなり取付けが可能です。
4.ワイヤーの固定金具を取り付ける
フレームの下部にはpid4Mの固定金具を取り付けます。
3.取付け
本体の組み上げが終わりましたので、いよいよカーポートに取り付けます。
カーポートと本体が接続される部分は蝶番のみ。
この蝶番の3つ穴で本体を支えなければいけません。
後のメンテナンス性も考慮し本体は取外し可能にしたかったので、今回は「ナッタ―」を使用します。
ナッタ―とは下穴を開けた部分に簡単に雌ネジを作ることができる超便利アイテム!!
なにかと使える上、価格もリーズナブルなのでDIY好きなら装備しておいて損はなし。
オススメはアストロプロダクツのこちらのナッター。
ブラインドナットと呼ばれる雌ねじの弾がサイズによって予め同梱されているため、これ以外に選択肢はありません。
AP ハンドナッター【ナッター 雌ねじ作成】【アストロプロダクツ】
<ナッタ―の使い方>
1.下穴を開けます。
2.使用するナットに適したノーズピースを本体にセットする。
3.本体にブラインドナットを取り付けます。
4.先に空けた穴に挿入し、本体のレバーを握りカシメる。
5.本体のノブを回してナットから本体を外して完了!!
対象物に対しての取り付けイメージ(ナッターの使用方法)は以上です。
おススメはこちら
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AP ハンドナッター【ナッター 雌ねじ作成】【アストロプロダクツ】
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カーポートにナッタ―加工をした状態がこちら。
これで自由に取り外しが可能となりました。
最後にカーポートの柱にpid4Mの本体を取り付けます。
3.完成
どうですか!?コレ!!!
しばらく様子をみて、また改良点があればコチラで報告します。
あぁ~達成感ハンパねぇ―――――――
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