[超絶実用的]ケース収納ラックの自作ノウハウ大公開!!! [DIY]
みなさん
DIY楽しんでいますか?
ものづくりに必要な工具、はたまたネジやナットなどの小物類の収納って、みなさんはどうしていますか。きっとケースに片付けてっていう方が大半かと思います。
まぁ僕もそうなんですけど...
そのケースが増えに増えてきたため今回はケースの収納ラックを自作しました。
レッツトライ!
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僕が愛用している小物収容ケースはコチラ
ケースの中に14個の個別ケースが入っており、さらに1つ1つを取り出せるのがこのケース最大の特徴。
奥行きも5.5cmほどあるので、大量に余ったネジなども1つの個別ケースに収納することが可能です。
しかも安い!!!このクオリティーでこの価格はまさに神!!!
気づけばこのケースも10個を超え、なんとか1つにまとめられないかなぁというのが今回の趣旨であります。
1.構想
仕様は以下の通りとします。
①本ケースを10個収納できる事
②楽に移動ができること
③丈夫で長持ちすること
②楽に移動ができること
③丈夫で長持ちすること
上記を踏まえ、完成したイメージ図がこちら
骨組みは鉄製のアングル(山形鋼20x20_t3と平型鉄鋼)を使用し各部は溶接。
底には移動可能な車輪を装着!さらに仕上げはブラック塗装でシック感を演出!
2.材料の調達
主となる山形鋼はホームセンターで調達します。
山形鋼:2.75mで598円(218円/1m):5本
平形鋼:1.82mで230円(126円/1m):2本
上記の通り、材料費が安く、鉄のため丈夫で長持ちは言うまでもありません。
ホームセンターが近くに無い、または足がない方はネットでも購入できます。
少々割高ですがこちらを参考にしてください。
3.材料のカット
続いては材料(鋼材)のカット。
今回、山形鋼4本を28本に、平形鋼2本を4本に分解し、全部で34点の材料を揃えます。
カットイメージはこんな感じ。分かりずらいけど・・・
鋼材の切断はロータリーバンドソー(日立 CB12FA2)という工具を使います。
ロータリーバンドソーは静かで精度の良い切断ができるのでDIY初心者には超おすすめのアイテム。
こんな感じで鋼材を固定し、切断していきます。
それぞれの長さに切断終了~
続いてはそれぞれのパーツを作りこんでいきます。
角は山形鋼を抱き合わせるように溶着したいので、不必要な部分をカットしていきます。
材料の横方向のカットが終わったら極めつけは縦方向のカット。
ここからはコンターマシンの出動です。といっても使用するのはロータリーバンドソー。
そうなんです。ロータリーバンドソーを立ててテーブルを交わせば鉄板が切断できるコンターマシンに早変わり!CB12FAにはあらかじめテーブルが付属されているそうなんですが、僕は中古で手にしたのでありませんでした。
別売りもしていないし...
ということで自作のテーブルを作りました。
「なければ作ればいい!!!」
鉄板は楽天で購入します。
指定した寸法でカットしてくれるので本当に助かります。
高速切断機の刃厚を利用し、バンドソーのノコ刃部分に切り込みをいれ、あまった山形鋼を利用しL型に溶接しクランプではさみ、母材の当て金具も適当に自作。こんな感じで使用します。
感想:メッチャ便利。フトコロが100mmほどしかないので、長い直線はキツイですが、鉄板のカットが容易にできるのはマジで助かる。
ロータリーバンドソーについて、別記事にまとめました。
コチラもご覧ください!!!
4.組み立て
こんな感じで材料をすべて切り終え、次は溶接工程です。
僕が使っている溶接機はコチラ。中華製の格安溶接機、その名も「MIG130」です。
溶接機についは別記事にて紹介しておりますので、コチラをご覧ください。
にしてもこの破格はヤバい。江戸時代かよ......お小遣い制のパパでも頑張ったら買えそうですね!
まずは背面の枠から
コーナークランプを使用して、ガッチリ固定。ズレを確認して溶接します。
そして柱を立てて、ベースとなる枠が完成~
溶接の際に発生するスパッタやスラグ、盛りすぎた溶接ビートはディスクグラインダーで削ります。
今までは砥石タイプのディスクを使っていたのですが、今回もっと良いアイテムを発見しました。
それがコチラ
多羽根ディスクと呼ばれ名前の通り、羽根のようにディスク面の外周部に布ヤスリが扇状に敷き詰められており、そのおかげで空冷効果が働き大きな熱を与えません。そしてなにより騒音が低く砥石のような、かん高い音を発生させないというのが最大の特徴です。僕のような住宅街で鉄工をする強い見方ですね。
そして両サイドのスライド部分を固定します。ちなみに使っているクランプは100円均一!マジ使える!!!
途中寸法が微妙に合わなかったので微調整。こんなときもバンドソーが大活躍です。
ごらんの通り2mmくらいから刻めます。精度の高さには驚きです。
次は足元のキャスターの取付け。
下側の枠に斜めの平板を付け各キャスターは溶接で固定しました。
スタッパがキャスターのベアリングやタイヤ部分に飛んで溶かしにいくので写真の様にアルミホイルで巻いて避難。まぁ無いよりはマシ。
残念ながら写真こそありませんが、塗装はサクッとスプレーで。
よくあるホームセンターオリジナルの178円スプレー、ビンボー人には助かるわ!
5.完成
お待ちかねの完成画像です。
いかがでしょうか?
大量のケースがまとめて収納できる。画期的なラックの完成です。
見た目のインパクトありますね!!!
あッ今見たらケース11個になってるゥゥゥ!
夢のMYHOMEを建てた経験を活かし、あらゆる節約術を紹介する究極のDIYノウハウブログ!!とことん分かりやすさに拘ったブログです。是非!!!!